優秀なビジネスマンが持つ共通点“誰にでも伝わる話し方”

コミュニケーション術
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会社員、公務員、自営業、何であれ多くの仕事で何かしら会話は発生します。

なぜなら自身の仕事は上司や同僚、最終的にはお客様へ収束します。となると、チームメンバーそれぞれの仕事を1つの成果物としてまとめる際、会話による情報伝達は必須です。

その際に理想となるのは、最短の会話で成果物を作ることと言えるでしょう。

私が一緒に仕事をさせていただいている先輩方やお客様は、この点凄いです。皆さんに共通していることとして、伝達事項を一発で理解できるように話してくださるんですね。

今回は、私が見つけたそんな方々の共通点についてお話します。

この記事で学べること
  • 会話コストを最小限にすることの重要性
  • “伝わる”話し方ができるようになるための考え方

冒頭でもお話しましたが、どんな仕事であれ、最終的には出来上がった1つの成果物をお客様へ提供するのが1つのゴールです。

ただ、成果物を作るためには手を動かさなければなりません。話しているだけでは仕事が進みません。

つまり、極論を言えばコミュニケーションはタイムロスと考えることもできます。

良い成果物を完成させるため、良い案を出し合って意見を終結させるのはとても大切ですが、そのためには、相手に伝わる話し方をするのが前提です。

自分の話が相手に伝わらなければ、本質的には何も言っていません

ただ、時間が無駄になっているだけなのです。

この前提のもと、後述の「“伝わる”話し方ができる人の共通点」を読んでいただければと思います。

まず前提として、伝わる話し方ができる方は「相手に伝わること」をゴールと心得ています。

そのため、自分が言いたいことではなく、相手目線でどう説明してもらったら理解できるか、といった目線で論理を組み立てているのです。

まずは知識が無い人向けの説明を考える。敢えてそういった観点で考えることができると後述する内容に活きていきます。

伝わる話し方ができる方はこれが凄いです。

私は初めて客先に放り込まれて以来、一番年齢が近い方で10以上年上の方、というプロジェクトばかりです。なので、最初はキャッチアップのため、レクチャーを受けたりが多いです。

その際、私に何かしら説明をしてくださる方というのは、必ず私の理解度によって話し方を変えてきます。自分が伝えたいことを言って終わり、ではないんです。

会話のゴールは「自分の言いたいことが相手に伝わること」です。

そのため、相手が理解できていなそうな場合はより詳細な説明が必要となります。

ここで大切になってくるのが、1つ目の共通点でお話した「相手に知識が無い前提で考えることができる」力です。

なぜなら、知識が無い人への説明は一番難しい。一方で、それなりに前提となる知識が備わっている人への説明はそうでもありません。

それならば、知識が無い人への説明ができる状態にしておいて、後は相手の理解度によって説明の粒度を調整すれば良い。と、こういうことなんですね。

Point
  • 会話は「相手に伝わること」がゴールと心得る。
  • 相手に全く知識が無い前提で伝わる説明を考える。
  • 相手の理解度を推量しながら話し方を変えていく。

ちなみに、相手が理解しているかどうかの判断基準の一例は下記の通りです。

  • 無言。(←何が分からないかすら分かっていない可能性が高い。)
  • 次の資料の説明に入ったが、まだ前の資料を見ている。
  • 相槌が曖昧。(数秒だけ間が空いての返事、など。)

意識していないと、ついつい自分の言いたいことだけにフォーカスしてしまいます。

しかし、ちょっと相手軸へ寄せるだけで格段に話の伝わりやすさは変わります。

今は日々周りの方々の良い癖を盗み、実践している毎日。いつか振り返った時、このブログで書いている内容すべてを無意識に実践できていたらいいな~。

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