外部へ意見を述べる際、論理が大事というのを実感したお話をしようと思います。
私は社会人2年目の若造ですから、まだまだ学ぶことは山ほどあります。
ただ、どの業界・会社でも共通して言えることとして、会社が若手に求めているのは「自分の意見を発信して自ら行動しようとする力」なのではないかと感じます。
最初は指示待ち人間で良くても、年次を重ねればいずれ後輩ができます。そういった近い未来のため、自走できるようになるための特訓が要るわけですが、まずはロジカルに話す癖をつけることをオススメしたいと思います。
- ロジカルなコミュニケーションが大切な理由
- ロジカルシンキングの鍛え方
論理が曖昧では上の方は耳を貸してくれない

よくセミナーやイベントなどで登壇されている経営者の方は、圧倒的な熱量、感情でオーディエンスを惹きつけるイメージなのではないかと思います。
ただ、私のような若造がそういった経営者の方と同じことをしても、誰も耳を貸してくれません。笑
何も分かってない人の意見は無駄でしかなかった話
私が社会人1年目の時の話です。新卒研修の時からずっと言われていたこととして、「会議に出るなら意見を持て。喋らない参加者は無価値。」があります。
これを聞いた純粋無垢な私は、「聞かれたらとりあえず何か喋ろう。」
と舐めていましたが、すぐに返事をすれば褒められるほど甘くありませんでした。
「なんでそう思ったの?」と聞かれて、答えられずに終わりでした。
そりゃそうですよね。理由なく意見を述べる若手の話ほど聞く価値の無い話などありません笑
熱量だけを全面に押し出せば良いわけじゃない
その点、登壇者の方々は、一見熱量でゴリ押しているように見えて、話の筋が通っています。
実際、喋っている内容を議事メモ程度に抑えてみると分かります。
人を納得させ、動かす話をできる方というのは、論理面・感情面共に高レベルです。
つまり情熱云々の前に、筋の通った話ができることが前提なんですね。
就職活動において多くの学生がアピールするコミュ力。これが評価されるか否かというのも、結局は話の筋が通っているか、論理面が備わっているかどうかの違いなのではないかと思います。
ロジカルな会話力を鍛える

ここまで、論理面が大事ですよーという話をしてきましたが、ところで実際それはどう鍛えれば良いの?という話をしていきます。
あくまで私の一個人の意見となりますが、参考程度に…
自分の意見に対してWhy so?と問いかけてみる
何も選択肢がない状態で意見を出せと言われると難しいです。
しかし、場合によってはA案とB案どっち?みたいな二択の状況があるかと思います。
個人的にはこういう場面が絶好のチャンスだと思います。何せ二択ですからね。
まず、私はどちらかの案を選んだ時、Why so?(なんでそう思ったか)は常に考えるようにしています。ここでの理由は的外れでも問題ありません。
次に、意見を述べる際に思いついた理由も一緒に話します。
ここで自分の論理が正しければ一番良いですが、まあそう簡単にはいかないですね。
ただ、ここで重要なのが、「自分の意見・論理が間違っていれば、正しい指摘を食らうだけ」ということです。
そこで正しい指摘を食らえば「ああ!そういう考え方が自分には足りてなかったのか!」と学びになり、次回以降のWhy so?の精度が向上します。
正誤はどうあれ、とりあえず”理由付きで”意見を発信してみる。
仮に間違ったところで、ちょっと恥ずかしい(かも)くらいで済みますからね。
何なら「こいつは自分なりに考えて意見を出そうとしているな。」と評価が上がるまであります。
一時の恥を気にして何もしない場合と比較すると、1年、2年後の社会人スキルは雲泥の差となっていると思います。
「言うは一時の恥、言わぬは一生の恥」の精神で日々ロジカルシンキングを心掛けたいですね。
2024年卒の会社員です。
新卒で日系のコンサルティングファームに入社し、2年目になります。領域はITですが、システム開発のメンバーとして参画することが多い一方で、開発とはまた畑が異なるPMO業務も経験があります。このブログではコンサルタントとして日々働く中で身に着けた、職種関係なく誰もが活用できる、給与の柱を伸ばすためのビジネススキルについて発信しています。


コメント