4月に入り、株式市場が混乱の渦に巻き込まれています。
原因はアメリカのトランプ大統領が発表した全世界の国々を対象とした関税ですね。
その影響でリスクオフの空気が流れ始め、S&P500指数はこの数日で10%超えの下落、年初来リターンは-13.54%となっています。

新NISAで全世界株式やS&P500指数に連動する投資信託を購入している方は、本日4/7終了時点の基準価格も前日比5%超えの下落になると思います。2024年から投資を始めた方の中では、これまでの含み益が一転して含み損になっている方も多いかもしれませんね。
事実、私の場合は2025年の年初に600万円を優に超えていた金融資産が520万円ほどまで値下がりしました。その額、なんと脅威の100万円です。まさか新卒2年目に入った直後にこのような惨事に見舞われるとは思いませんでした笑
今後、全世界を対象とした不景気が到来する可能性も無くはないので、さらに損失が酷くなる可能性はあります。23歳にして100万円を一気に失いましたが、私は一切損切するつもりはありません。何なら現金の余剰資金が生まれたらどんどん買い増そうと考えています。
今回は下落時だから伝えたい投資の鉄則と取るべき行動の個人的な最適解についてお話します。
投資の鉄則は“安く買って高く売る”
先日、このようなポストを投稿しました。
Xだと文字数制限があるので無理矢理ねじ込みましたが、言いたいことはこれが全てです。(ちなみにHODLは私のスペルミスではないです。知りたい方は「HODL」でググってみてください)
一般的に投資と言うのは買った額と売った額の差額が利益になるものですから、「安く買う」そして「高く売る」ことができれば良いわけです。ですが、下落時に売るというのは「高く買って安く売る」ことになりますから、全く逆のことをしていますよね。
そして、私たちのような凡人投資家が投資の鉄則を実現しやすいのがMSCI ACWI指数(いわゆる全世界株式指数)やS&P500指数に連動する投資信託に投資することです。
それはなぜかというと、これらの指数は長期で見て右肩上がりになるからです。日経平均やTOPIXと違い、成績不振の企業は指数から外され、成長中の企業が新しく指数に加わるからですね。これぞ資本主義の縮図だと思います。
本来は下がったところで買い、上がったところで売りたいところですが、まあそんなのは私たちには無理です。それが読めたら今回の下落も回避できますしね。
ですが、できるだけ安く買って高く売る方法であれば誰でもできます。
個人的な最適解は「余剰資金を積み立て続ける」「お金が必要になるまで取り崩さない」です。
長期的に右肩上がりになるのなら、「常に今が最安値」「長く持ち続けるだけ資産が増える」と考えることができるからですね。

冒頭でお見せしたS&P500のチャートも、年初来のものを切り取って見るのと上記のような長期チャートを見るのでは、また見方が変わってくると思います。
長期投資は下落に惑わされないメンタルが大事。HODL。
先日、このような記事を作成しましたが、今回の下落を食らっても私の考えは変わりません。
現在保有している全世界株式は今後もいかなる下落が来ても持ち続け、引き続き買い増していく所存です。それがその後の上昇相場にしっかり乗るための最適解。

2024年卒の会社員です。
某理系大学の情報系学部から新卒で日系のITコンサルティングファームに入社し、2年目になります。
私には「20代で経済的自由を達成し、セミリタイアする」という目標があります。ブログ「新卒から始めるFIRE戦略」ではそんな私の思考や支出の抑え方、資産状況など、セミリタイアを達成する過程を発信しています。
コメント