2025年4月上旬のトランプショックから1か月。
私がメインで投資している全世界株式とビットコインのうち、ビットコインはドル建てでは最高値間近、全世界株式指数も年初来でプラス圏まで戻りました。
今回のトランプ相場は一時的な下落だろうと予想していましたし、そもそも安値で売るべき投資商品は持っていなかったので、回復相場の恩恵をフルに受けられました。
しかし、そうはいっても個人的に学びとなったことがあるので、今回はトランプ相場前までの反省点と今後の立ち回りをまとめていきます。
トランプ相場直前までの反省点
反省1 : 市況の良さに味を占めた安易な買付
これ絶対やってはいけないことなんですよね
私は昨年からビットコインの積立投資を始めましたが、12月に賞与が出たタイミングで、余剰資金を一括で購入に充ててしまいました。
ですが、ビットコインは2024年12月〜2025年1月の間は高値圏だったので、2月〜4月の下落をモロに食らいました。
結果論なので、そのまま上昇していた可能性もあります。
ただ、機会損失よりも手元の資金を減らすリスクを回避した行動を取るべきでした。
別に今日明日で資産を倍にしないといけないわけではないですからね。
結局、4月中旬までの下落中もガチホしていたので損益自体は元通りになりましたが、価格が戻らずにそのまま下落し続ける可能性があったことを考えると恐ろしいですね。
安い勉強代で済んで良かったです。
反省2 : 現金比率が低く、下落時の買い増しが限定的だった
これは反省1と繋がっていますね。
余剰資金はある程度確保できていたものの、12月に一括投資をしていたことで、下落時の買い増しが限定的になってしまいました。
ただ、長く投資の世界で生き残っている投資家たちは下落時にしっかり買える人たちなんですよね。
下落を味方につけるには、やはり市況が良いときにしっかり現金を貯めておくことが大事だとあらためて実感しました。
今後の立ち回り
キャッシュ比率の確保
S&P500やオルカンのような広く分散されたインデックスファンドに関しては、比較的ボラティリティが小さく右肩上がりの値動きが期待できるので、一括投資をしても問題ないかもしれません。
ただ現状ビットコインに関しては、10年チャートで見れば右肩上がりなものの、年間で倍になったり半額になったりと短期で見ると、まだまだタイミング投資が重要なアセットクラスだと感じています。
そのため、ビットコイン投資に関しては「価格上昇に乗れない機会損失」よりも「飛び乗って下落を食らうリスク」を回避し、下落時のみ買うようにしようと思います。
そのためにやることとしては、市況が良いときに買い増しを行わず、しっかり現金を確保しておくことですね。
少なくとも運用資金のうち10%は現金で持っておこうと思います。
上昇相場こそ冷静に、下落相場こそ大胆に
感情で投資を行うと、上がっているものには飛びつきたくなって、下落すると怖くなって売ってしまいます。
しかし、これだと高値で買って安値で売ることになりますから、一生損し続けることになりますよね。
そのため、売買する際は感情を介さず
上昇相場こそ冷静に、下落相場こそ大胆に
を意識して立ち回ります。
現物取引の場合は「冷静に下落を待つ」のが良案ですね。

2024年卒の会社員です。
某理系大学の情報系学部から新卒で日系のITコンサルティングファームに入社し、2年目になります。
私には「20代で経済的自由を達成し、セミリタイアする」という目標があります。ブログ「新卒から始めるFIRE戦略」ではそんな私の思考や支出の抑え方、資産状況など、セミリタイアを達成する過程を発信しています。
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