ビットコイン価格が3ヶ月ぶりに10万ドルを超えました。

最高値を付けた1月下旬は1ドル≒155円、一方で2025年5月現在のドル円レートは1ドル≒145円なので、円建ての価格としては約1500万円です。円建て最高値は約1700万円なので、高値更新までもう少しといったところでしょうか。
過去のサイクル的に2025年は仮想通貨バブルの年とされています。
そこで、ビットコインの価格はどこまで上がるのかについて独断と偏見で予想していきます。
ビットコイン価格 高値更新なるか
結論、ビットコインのドル建て最高値の10万9000ドルは5,6月中に更新するのではないか。また、高値更新した後もしばらくは上昇し続けると考えています。
理由は以下の2点です。
- 4月中旬以降の回復相場では総じて買いが優勢
- ビットコイン準備金法案を可決する州が米国で初めて誕生。他の州が追随し、上昇トレンドが継続する可能性
1つ目は依然として買いが優勢であることです。
一時、トランプ関税の発動により75000ドルまで下落しましたが、1月の高値から4月初頭までの値動きが気になります。

ここで1つ、95000ドル近辺に線を引きました。
初めて95000ドルを超えてからは反発のラインとして何度か意識されていましたが、2月にこのラインを大きく下回りました。
通常であれば、ここを大きく下回ればそのまま暴落というのがセオリーですが、一度大きく下げてから4月頭まではじわじわと8万ドル近辺まで下がりました。
これは売り圧力が徐々に弱まってきた証拠ですが、加えてそこからは総じて上昇トレンドとなっています。
この先「じわじわ上がる」あるいはレンジ相場となった際は買いが売りに比べ弱まっている証拠なので、そこが天井となる可能性がありますが、95000ドルのラインで停滞することなく一気に10万ドルまで上昇したことを考えると、まだまだ買いが優勢で価格上昇が期待できると考えます。
そして2つ目はビットコインに対する資産としての認知力の向上です。当初、FRBのQE転換が仮想通貨バブル継続のカギになると思っていましたが、それ以上に良いニュースが続々と出てきました。
代表例がアメリカ、ニューハンプシャー州での仮想通貨準備金法案の可決です。
この数日前にアリゾナ州知事が同様の法案に対し拒否権を行使したことにより、一時下落しましたが、ニューハンプシャー州にて米国の州で初めてビットコインおよび仮想通貨に関する法案が可決されたことにより、買いが優勢となりました。
また、アメリカでは他にも約20の州で戦略的ビットコイン準備金に関する法案が提出されています。
そのため、ニューハンプシャー州に追随する州があればあるほど、市場に良い影響があることは容易に想像できます。
高値更新後、続伸すると考える理由
1つ前のトピックで「高値更新した後もしばらくは上昇し続ける」と述べましたが、その理由は以下の1点です。
- ショート(売り)勢力のロスカット

先ほどとは異なり、10万5000ドルのラインに線を引きました。
ここで意識すべきは売り手の損切りラインです。
先ほど、95000ドルのラインを下に抜けると下落相場に転じる可能性をお話しましたが、逆にその予想が外れた場合、ショート勢はどこで損切りするのでしょうか。
1番多いのは最高値付近の10万5000ドル〜10万9000ドルだと思います。
最高値での反発は良くあることですからね。
となると、このラインを突破した際は売り手のロスカットによる買い注文が殺到し、続伸すると考えるのが普通です。
最後に
ビットコイン価格の天井が何ドルになるかは想像も付きませんが、あえて予想するとするなら12万〜15万ドルでしょうか。勘ですが笑
レンジ相場入りしたり、仮想通貨のRSIが90(強欲)を突破した際は売りを考えますが、ビットコインは長期的に見て上昇が続く可能性が高いので、長期保有でもいいと思います。

2024年卒の会社員です。
某理系大学の情報系学部から新卒で日系のITコンサルティングファームに入社し、2年目になります。
私には「20代で経済的自由を達成し、セミリタイアする」という目標があります。ブログ「新卒から始めるFIRE戦略」ではそんな私の思考や支出の抑え方、資産状況など、セミリタイアを達成する過程を発信しています。
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