少し前の話になりますが、社会人1年目の冬に家族を羽田空港のホテルに招待しました。
普段の私は手取り月給の4割の支出で生活しているので、贅沢にお金を使うことはあまりないです。
しかし、年に数回は割と大きめな額を使って羽を伸ばした方が良いと考えています。
なぜなら、全く贅沢をせずに節約ばかりの人生では、自分が幸福を感じるレベルが分からなくなるからですね。
詳しい話は旅行レポートの後に記述します。
羽田空港→豊洲旅行レポート
今回家族で泊まりに行ったのはホテル ヴィラフォンテーヌ羽田空港です。





客室からの景色も良く、写真にはないですが岩盤浴も行ってきました。
やはり温泉と同様、物理的にスマホを持ち込めない環境で過ごす時間は最高のリラックスタイムになりますね。
ビュッフェも文句なしのクオリティ。全部美味しかったですが、リブロースは中でも別格でした。
美味しすぎて何度も並びましたし、何枚食べたか覚えていません笑。
そして、1日目は胃袋を満足させた状態で就寝。2日目は新橋からBRTで豊洲へ行きました。


ここでは千客万来で海鮮丼を食べました。
美味しかったですが、やはりここは東京。高いですね~。
あまり覚えてはいませんが、これで3000円は超えた気がします。(沖縄の古宇利島で食べた海鮮丼は定食並に色々出てきた上で1000円程度でした。)
とはいえ、普段は全く乗らないBRTで再開発エリアを巡れた良い旅でした。
お金を使わない経験とがっつり使う経験の両極を知ることの重要性
自分にとって心地よい生活レベルを知れる
家計管理を読んでいただければ分かりますが、私の生活費はかなり少ないです。
家賃以外の生活費なら、23区どころか日本全国の中でもトップクラスに支出が少ない自信があります。
私は今の生活レベルに満足してはいますが、この十分に幸せを感じられるコスパの良い生活にたどり着くには、両極を知っておくのが重要だと思います。
- まずはガッツリ生活費を絞ってみる(社会人3~6か月目は家賃以外の出費が計2万円でした。)
- 一度だけ目一杯お金を使ってみる(or旅行にお金をかけてみる)
この2つを実践することで、生活費を極端に絞った生活では「これだけはちょっとお金かけたいな」と気付けますし、お金をかなり使う生活では「ここまでは良いかな笑」と思えるからですね。
特に、無理して節約生活だけを続けている方は一度だけお金を散財する経験をした方が良いと思います。中には「本当は贅沢してみたいけど我慢…」と若干のストレスを抱えている方がいるかもですからね。
ただ、一度経験してしまえば「ここまでは良いかな」と、もはやその贅沢な行動に対して何の負い目もなくストレスフリーな倹約生活を送れます。
私はFIRE後の生活をイメージしたとき、本当に大切なのは
「節約命!より多くの金融資産を蓄えれば良し!」よりも
「自分にとって心地よい生活レベルに見合った資産が最低限あること」
のほうが重要だと考えています。
このレベル感を知るにはやはり両極を知るのが大事ですね。
思い出にも複利が効く
複利と言えばインデックス投資の長期運用や高配当株の分配金再投資など、金銭面のイメージが強いですが、私は記憶(思い出)にも複利が効くと思っている派です。
何年も前の出来事だけど、未だに思い出して懐かしめるようなことってありませんか?
実際、それって今お金を使っても実現できないことが結構あると思います。それこそ学生時代の思い出とか。
お金を出しても実現できないことって、とても貴重じゃないですか。
そういった経験はお金を使わずにできることもありますが、お金を使うことで初めて体験できることもあります。
となると、「若いうちはお金を使え」という言説にもある程度耳を傾けて良いかもしれません。
もちろん貯蓄は大事ですが、豊かな人生を送るためには使うバランスも考えたいですね。

2024年卒の会社員です。
某理系大学の情報系学部から新卒で日系のITコンサルティングファームに入社し、2年目になります。
私には「20代で経済的自由を達成し、セミリタイアする」という目標があります。ブログ「新卒から始めるFIRE戦略」ではそんな私の思考や支出の抑え方、資産状況など、セミリタイアを達成する過程を発信しています。
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