節約。倹約。ふと、家計支出を抑えるのにはセンスが要るのかどうか考え始めました。結論としては飽きっぽい人ほど節約家に向いているんじゃないかとなりました。
節約は日々の心がけの継続なので「逆だろ!」と思う方もいるかもしれませんが、意外と的を射ている部分もあると思うんです。今回は私の実体験をもとにそう思う根拠を述べていこうかなと思います。
飽き性の節約家適正があると考えた理由
前提 : 物欲が豊富な飽き性が買うものは数日後に置物と化す
私は大学生となり、アルバイトをする頃には既に節約家志向な人間でしたが、小中学生の頃は毎月貰ったお小遣いをしっかり秒で使い切るほどお金を使っていました。まあ子供時代に貯金する意味など無いので、ゲームなり遊びなり好きなことに使って良いと思いますが笑
私は小学生の頃は遊戯王にドはまりしていましたので、お小遣いを貰ったらその足で近所のセブンイレブンへ駆け込んで一袋5枚入りのパックに全額使っていました。しかし、1年経つともはや遊戯王には目もくれず、当時発売したばかりの3DSに夢中になりました。しかし、数年して今度はデュエルマスターズやバトルスピリッツにはまり出したと思えば、それもまたすぐに飽きてWiiUにのめり込んだりもしました。
これを続けているうちに、自分の部屋には次々に置物が溢れてくるんですね。
どうせ飽きるのでは?と悟る
そのとき「やりたい!」と思うことにお金や時間を使うのは本当に大切なことで、それはやったほうが良いとおもいますが、当時の私は周りがドン引きするほど熱しやすく冷めやすい極度の飽き性だったため、過去に買った置物が異次元に多くなった結果、当時中学生だった私はある日突然こう考えるようになりました。
「今回もどうせすぐ飽きるんだったらお金無駄じゃね??」と。
それ以来、何かを始めるきっかけが「本当に自分がやりたいと心の底から思っている」という主体的マインドなのか、「周りがやってるからやる」という流されマインドなのかを考えるようになった結果、私は義務教育課程中に節約家となりました。
今でもたまーにゲームをやるのですが、今でもやるゲームはポケモンです。振り返ってみると長いもので、DS→3DS→Switchとすべてのシリーズを制覇しています。逆に言えば、悟りを開いて以来はこれ以外にお金を投じることがあまり無くなったので、結果的に家から置物が無くなり、お金が自然と貯まるようになりました。
冒頭の回答になりますが、要は飽き性ゆえに飽きた先のことを考え、もったいないと思うようになったら自然と節約家になれるということです。
私は現在、スーパーへ買い物へ行くときも美味しそうなお菓子やアイスの誘惑に一切靡かず、自然と本当に買うべきものだけを買って帰るという行動ができているのですが、この節約家マインドの発現はまさに今回お話した過去の実体験によるものです。
冒頭で「節約は日々の心がけの継続」と述べましたが、どうしても節約に関して継続が難しい方の参考になれば幸いです。

2024年卒の会社員です。
某理系大学の情報系学部から新卒で日系のITコンサルティングファームに入社し、2年目になります。
私には「20代で経済的自由を達成し、セミリタイアする」という目標があります。ブログ「新卒から始めるFIRE戦略」ではそんな私の思考や支出の抑え方、資産状況など、セミリタイアを達成する過程を発信しています。
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