メンタルが楽になる!期待値コントロールで幸せに生きる思考法

思想
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2月が終わり、社会人1年目も終わりに近づいてきました。

配属されてから半年間、ITコンサルタントの見習いとして業務システムの開発のみならず、顧客折衝経験を積ませていただきましたが、自社が出す成果のレベルを顧客へ提案する過程を通して、「期待値のコントロールって大事だな」と思うようになりました。

これは顧客に対してのみならず、上司・先輩から身近な友人など、人生において役に立ちそうだと感じたことがあるのでお話します。

相手に対して変に期待をさせると失望を招く

これ、経験ある方って結構いると思うんです。特に頑張り屋の方とか。何かをやるとなったときに、「私できますよ~」感を出しといて結局できず、相手にちょっとした失望を与えてしまうみたいな。

「少しでも相手の期待に応えたい」や「いい評価が欲しい!」と思う感情は特に頑張り屋さんに多く、実際一緒に仕事をさせていただいている協力会社の方でもこのような方は結構いらっしゃいます。

でも、実際そのような方が報われることってあまりないんですよね。なぜなら、彼らの「〇〇までにやりきれます」は、その人が限界まで頑張り続けてできる最速の期限だから。最初からその期待を相手に見せてしまうと、限界から少しでも一歩退いてしまった時点で遅延が発生してしまいます。なので、結果的に相手を失望させる可能性が多くなってしまい、結果的にあまり良い評価を受けられなくなってしまうわけですね。

人生を生きやすくするための2ステップ

自分のキャパを知って60%で頑張る。できないことは「できない」と言う

先述しましたが、私の今いる配属先には頑張り屋さんの方が多いです。ただ、自分はここまで頑張りたくないなと思って一度手を抜いてみて気づいたのですが、意外と最初の期待値のベースが多少低くても問題ないことが多いです

最初から限界ギリギリの高い期待値を掲げて達成できないよりも、できないことは「できないのでサポートをいただきたい」と言えたり、ほどほどの期待値を掲げ、それをちょっと超えるほうが「こいつは有言実行できるタイプだな」と信用されます。

しかも、もともとの期待がそこまで高くない分、変に気負うことなく余裕を持ってサクサク作業を進められたりするので、結局自分の元の限界を軽く超えちゃうみたいなのがあるんですよね。まだまだ1年目のペーペー社会人で学ぶべきことは山ほどあるのですが、いざ半年前の自分と比べるとエンジニアとしてのスキル、コンサルタントとしてのスキルが圧倒的に高まっているのを感じています。

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これは余談ですが、これは仕事に限らず友人などの身近な人と関わる上で役に立つライフハックだと思うのでお話します。まずは自分が遅刻してしまう場合を想像してください。

仮に頑張れば10分の遅刻で済むというような状況で、「10分遅れる!」と言って15分遅刻するのと「20分遅れる!」と言って15分遅刻するのってどっちが信用を落とさずに済むと思いますか?

これ、最初から「20分遅れる!」と言った方が明らかに信用を落とさないと思うんですよね。そもそも遅刻するという時点でマイナスなので、遅刻する時間が10分だろうが20分だろうが誤差の範疇です。だったら最初から20分遅れると白状してそれよりも早く着くほうが、前者よりも信用を落とさずに済みます。普通に行けば5分ほど余白があるので、優雅にスタバのコーヒー片手に到着できます(おすすめはしませんが)

たまにちょっと本気出す

とはいえ一生怠けるだけでは窓際or早期退職ルートまっしぐらなので、相手と合意できた最低限の目標や期待値をクリアするために、たまには頑張りましょう。私はやばそうだなと感じたときだけ出力を60%90%にします。たまに全力を出すことで己のキャパを知ることができ、現在の60%がどの位置かを把握できます。この期待値コントロールは顧客との折衝経験で学びましたが、まずは何より自分の能力の輪というものを知っておきたいですね。

最後に

私はシステムエンジニアという側面ではかなり怠け者です。本来人間が数時間かけて行うことをプログラムを駆使して数秒~数分でできるようにし、楽をしているわけですから。というか、元来飽きっぽくて怠け癖が凄いです。弊ブログのドメインにある「lazy」もここから来ています。

頑張ることはとても良いことですが、私はゆとりのある生き方のほうが楽で楽しいので、あまり頑張りすぎず60%程度の力で働き続け、セミリタイアを目指すこととします。

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