【節約術】基礎生活費を下げて心の安定を手に入れる方法

支出の洗練
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当たり前のことですが、日々の生活にそれなりに満足できているのであれば、月々の支出は少なければ少ないほど良くね…?と思いました。

貯金できる額が増えるから?と言えばもちろんそれもそうですが、より本質的な理由が他に色々あるんです。

生活するのに必要な額が少ない、それだけで格段に生きやすくなる

多くの人は大人になると自分の食い扶持を自分で稼ぐようになります。

つまり、月50万円の生活費がかかる人は毎月最低でも50万円以上稼がなければなりません

当たり前です。でも、もし毎月50万円稼ぎ続けないといけない人が今やっている仕事が本当に辛くて毎日神経をすり減らし、メンタルにも影響が出ているのだとしたらもうどうしようもないです。他に逃げようにも毎月50万円も稼げる仕事はそう多くないです。

一方、月10万円の生活費で過ごせる人ならどうでしょう。2025年現在の大卒初任給のボリュームゾーンは20~25万円です。手取りに直すと16~20万円ほどでしょうか。もちろんこれは業種や雇用形態にもよりますが、生活費が10万円で済んでいるなら十分に暮らせる額です。

そのため、もし仕事が嫌になって逃げだしたいときでも気軽に逃げられます。なぜなら他に月10万円稼げる仕事なんていくらでもありますからね。

たった10万円稼ぐだけで生きていけるのですから、週3フルタイム・時給1200円のアルバイトでも生きていくことができます。(月の稼働が12日の場合、1200×9時間×12=約13万円)

基礎生活費が低ければ低いほど、嫌なこと・しんどいことから逃げ出すハードルが格段に低くなる

お金をたくさん稼ぐというのは難しいことですが、支出を下げることは工夫次第で誰でもできます。

収入が多い人よりも支出が少ない人のほうが人生がイージーモードになるというのが私の持論です。

さらに、人生の満足度を下げずに支出を抑えることができれば、悪い浪費ではなく本当に自分のやりたいことに対してお金を有効活用できるようになります。

お金を使えば使うほど人生が充実し、楽しくなるという誤解

「月10万円の生活なんて何が楽しいんだ?」と思う方はもちろんたくさんいると思います。それは人それぞれ考え方がありますし、仙人のように感じる方のほうが多いかもしれません。ですが、お金を使えば使うほど楽しいのかと言われれば、それもまた違うと思います。

仮に、10万円の生活でそれなりに楽しく暮らせている人が急に20万円の生活にこぎつけたとして、基本的には2倍楽しくはならないはずです。

山盛りの海鮮丼、2杯目も美味しく食べれますか?

限界効用逓減というやつですね。それにお金をたくさん使うとなると、その分稼がないといけない額が増えてしまうため前述の話につながってきます。

それに、その増えた消費がストレスによるものだとしたらそれは果たして幸福なのか…?

「お金のために働く」よりも「自分のために生きる」

どうやら最近は命を削って高収入を得るよりも、ほどほどに働いて自分らしく生きることがトレンドになりつつありますね。

資本主義の世の中ですから、お金を稼げるのは素晴らしいことですが、そんな競争社会にだんだんと疲れてきた結果、自分らしく楽しく生きることに必ずしもお金は重要ではないと気付いた方が増えているのかもしれませんね。私もその1人です。入社して初っ端配属された現場の先輩の姿を見てセミリタイアという道を考えるようになりました。

弊ブログのマイルストーンはセミリタイア達成をご報告することですが、その過程で自分の価値観というものも考えながら日々発信していこうと思います。

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