暗号資産は投資か、投機か

暗号資産
この記事は約3分で読めます。

ここ数年でビットコイン、およびその他仮想通貨(暗号資産)の知名度がどんどん上がってきていますね。今回はそんな仮想通貨は投資なのか、投機なのかについてお話していきます。

結論 : 銘柄による

仮想通貨と言えばビットコインが有名ですが、その知名度もさることながら、ビットコインは全仮想通貨の時価総額のうち約60%という圧倒的なシェアを誇っています。

 引用元 : https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/dominance/


これはビットコインが世界で初めて作られた仮想通貨であり、2009年の登場から今日までの16年間における長期的な価格の上昇により、大勢の個人投資家や機関投資家などから信頼を勝ち取ってきたことが理由として挙げられています。ビットコイン以外にも数万種類の仮想通貨があると言われていますが、企業や国家から多くの買いが入る仮想通貨はそう多くありません。

つまり、少なくともビットコインはギャンブルではなく投資の対象と成りうると考えても良いかもしれません。

なぜビットコインに価値があると思われているのか

現在のビットコインの価格は1BTCあたり約1500万円です。もともとは1BTCが1円にも満たない価格でしたが、なぜたった十数年でここまで価値が高騰しているのでしょうか。

理由はいくつかありますが、今回はその中の1つについてお話します。
それはビットコインが持つ希少性にあります。ビットコインは我々が持っている円やドルなどの法定通貨と違い、最大で2100万枚しか発行されません。

ここ数年の円安や物価高でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、法定通貨というものは刷ろうと思えばいくらでも刷れます。例えば1万円札を刷るのにかかるコストはたった20円です。このように法定通貨は無限に刷って1円あたりの価値を減少させることができますが、ビットコインの場合は2100万枚以上発行されることがありません。これが法定通貨換算で見たときの1BTCあたりの価値が上昇し続けている理由の1つです。

ビットコインの未来

今までは個人投資家が投機的に売買を繰り返してきたため以下のようにジェットコースターのようなチャートになっています。

一方、2024年1月にアメリカでビットコインのETFが承認されたことにより、ビットコインというものがある程度の地位を確立したと言えるかもしれません。2025年現在は日本でも同様の検討に入っているようです。今後は必ずしも現物ではなく、ETFという形で買えることによりビットコイン投資への障壁が格段に下がったため、長期的に見て価値が上がっていく可能性は高そうです。

しかし、現時点ではまだ株式や債券といった伝統的な資産より値動きが激しく、ハイリスクなものに変わりはないので、ビットコイン及び他の仮想通貨に資金を投じる際は注意が必要ですね。

今回はビットコインにフォーカスして執筆しましたが、今後はそもそもビットコインやその他メジャーな仮想通貨がどういう仕組みなのか、一体何に使われているのかについてお話していきたいと思います。

また、私自身ビットコインへ投資しているため、月1ペースで運用実績を報告していきます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました